日経新聞2004.12.17

■ホチキス首位のマックス(東京都中央区)ホチキスの技術を活かし、エア式釘うち機、食品用ラベル張り機、袋とじ機に展開。


■いわゆる、得意分野に焦点をあてて事業展開する事例である。ただし、この「得意分野」というやつ。表面的な捉え方ではなく、構造に踏み込む努力をすることが必要。単なる得意な業界だから…という理由では、だめ。というのも、今は、既存市場そのものが縮小している。そこにしがみついていたのでは、市場とともに企業が衰退する。


■マックスは、自社のドメインを「留める」ことにあると設定した。「留める」ことに収まることであれば、展開も許される。技術そのものは、新たに開発した。もちろん、市場はゼロから作り上げたわけである。


■さらに、マックスは、ホチキスのビジネスシステムを新事業に応用した。すなわち、本体を販売したのち、「針」のような消耗品を継続販売することで、持続的な利益確保を行うモデルである。


■一口に「得意分野に集中する」といっても、アプローチは様々。(アンゾフのマトリクスがここでは参考になる)ただ、より構造的な”目に見えない”部分に焦点をあてて集中するほうが、努力に対する成果が大きいのではないか。


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