日経MJ11月28日より

■街頭テレビをIP放送を使って配信。埼玉のベンチャー企業。

先日「ビジネスアイデア創出法」セミナーをしましたが、アイデア発想の1つに”リバイバル”があります。過去に流行した商品やサービスを復活させるやり方です。

映画、テレビ、音楽の世界では常套手段です。昔はやった映画を現代的な視点から、とか、あるいは昔の歌手で新しいCDアルバムを作ったり。ビートルズなんて2年ごとぐらいに復活していますね^^

単なる懐古趣味というわけではありません。物語や音楽の根本要素はあまり変わらないということです。だから、時代設定さえ変えれば、そのまま通用する。

実はビジネスの要素、ヒット商品の要素もあまり変わらないのではないだろうか。その商品やサービスの核をとらえて、現代のニーズに合わせることで、現代でも十分に通用するものになるはず。そう考えるのが、”リバイバル”の考え方です。

セミナーの時、街頭テレビは復活しないだろうか…と言ったら、皆さんに即座に否定されました^^ でも、ちゃんと、あるじゃないですか!

考えたら、街のいたるところに、街頭テレビ(なんとかビジョン)らしきものはありますね。

バスを待つ間、病院、市役所、空港…知らないうちに、街頭テレビに接しています。

この会社は、街頭テレビで天気予報や地域情報を配信、そこに広告を載せることでビジネスとしているようです。まさに地域密着、中小企業のビジネス。IP放送とすることで、場所ごとに細かくコンテンツを変えることができるそうです。ケーブルテレビの会社なんかが、こういうビジネスに取り組めば、コンテンツやインフラを有効に使えるのではないでしょうか。

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