■これもCS放送です。大前研一のBBT757で観ました。

■異業種格闘技!?って何ぞや。だいたい分かるでしょうけど。異業種間の競争状況を言った言葉です。

ボストン・コンサルティング・グループの内田和成氏の造語です。

■このシリーズの番組が面白い。

内田氏はいつも軽妙な語り口調なんですけど、さすが学究派と言われるだけあって、理論体系はしっかりしています。

いくら事例が興味深くても、理論がなければ見る気になりませんよね。

その点、内田氏の番組は理屈っぽい私でも満足できます^^

■今回の放送では「異業種格闘技で勝つにはどうすればいいのか?」をテーマにしていました。

内田氏の答えはしごく真っ当です。

でも、きちんと整理されているので感心しました。

1.バリューチェーンの構造を変える:ある業界のビジネスを根本から変えてしまうという方法です。難しいですが破壊力抜群です。(音楽業界が、CDからデータ配信に変わるなど)

2.儲けの仕組みを押さえる:ビジネスモデルにはいくつかの典型がありますので、そのパターンにはまること。既存事業のポイントを押さえるという方法です。

3.正面から戦う:これが正攻法です。いわゆる強者の戦略。ライバルよりも顧客に喜ばれるような価値を提供する。どこよりも安く売る。など。

4.搦め手から攻める:奇襲ですね。いわゆる弱者の戦略。敵の弱みで差別化する。ニッチに特化する。周辺需要を拾うなど。

■簡単に書きましたが、非常に参考になる整理の仕方でした。

有難うございます。
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