参考:米マクドナルド:既存店売上高が大幅な伸び−
http://www.bloomberg.co.jp/
朝食メニューを終日提供することで収益改善したらしい。確かに、
収益改善のためならなんでもやる!というスティーブ・
■イースターブルックCEOは、
就任してすぐに「マクドナルドは、危機的状況にある」
(1)米国市場→アメリカ
(2)業績を牽引する市場→カナダ、フランス、ドイツ、
(3)成長が見込まれる市場→中国、ロシア、韓国、ポーランド、
(4)基礎的市場→その他の国
こうしたセグメント分けは、
なぜなら、どこに力を入れるのか、
■このセグメントでいうと、日本は「基礎的市場」となります。
言い換えると、これ以上、
記憶に新しいでしょうが、およそ1か月前、
それは、上のセグメント分けに沿ったものです。
すなわち、日本の株式を売却したお金で、
■まあ、ありていにいうと、日本は切り捨てられたわけですな。
さぞかし日本マクドナルドはがっくしきているのかなーと思うので
もちろん「こりゃダメだ」
それだけ、米国本社主導による経営が、
■なにしろ原田泳幸CEO時代の前半は、
ところが、本社が干渉を強めた後半においては、
この点、原田CEOのやり方に問題があるのだとか、
私は、個人的には後者ではないかと思っておりますが、
ただ、原田CEOの後任であるサラ・
■これって、
英国本社からの遠隔経営で、
それを立て直したのが、ソフトバンクです。
当然、日本市場をよく知る者に任せなければ、
だから米国本社が、
■ところが、その後のニュースをみると、
それもむべなるかな。今回、売り出したのは、
米国本社は、
が、この中途半端な割合では、
はっきりいって、
金はかかる、経営は自由にできないでは、
■日本は見込みがないから切り捨ててしまおう。
ただ、それなら中途半端なことをせずに、
なにしろ、日本のファストフード市場は、
牛丼はある、讃岐うどんはある、ファミレスはある、
そんな選択肢が多い市場において、
要するに、今の日本マクドナルドは大きすぎるのです。
■トップ企業がやるべきは、
ハンバーガー市場トップのマクドナルドとしては、
そのためには、
モスバーガーやバーガーキング、
さらに魅力を高めるには、マクドナルド自身が、資金を出して、
ランチェスター戦略でいうと、
つまり、今の時点で、
■どこが日本マクドナルドの株式を買うにせよ、
しかし、中途半端な株式を買っても、
そんなうるさいヒモがついているなら、買わん方がマシや。
■マクドナルドの件もそうですが、もう一つ、懸念するのは、
同社は、日本進出から20年足らずで、
当初は、洗練されたおしゃれな空間を提供する店として、
1000店舗というのは、
全世界同一ブランドでの展開には、もちろん意味はあるのですが、
こちらも、成長が止まった時、下手な効率化で対応しようとして、
一方の雄、ドトールコーヒーは、
それと対照的なスタバの今後はどうなっていくのでしょうか。
興味がわくところです。
■マクドにしろ、スタバにしろ、
新興国を開拓するには、それでいいのでしょうが、
いち早く高齢化し、
そんなことを思うわけです。
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