今やアメリカの出版物は、
これって、小説が売れなくなって、
■そんな不況にあえぐ業界の中でも、
参考:出版不況でもたくましいインディーズ出版社の生き残り術
http://www.newsweekjapan.jp/
記事でとりあげられているのは、大手出版社の傘下に入らずに、
たとえば、シカゴ・レビュー・プレス。
シカゴ大学の学生新聞を端緒とする出版社ですが、
あるいは、ハイムバーガー・ハウス。
社長のハイムバーガー氏が14歳の時に始めた出版社で、
■これらの小さな出版社が、
つまり小規模ゆえのメリットを最大限生かした経営の姿勢です。
大手出版社なら抱えている従業員が多いので、
その代り、
その分、大変だともいえますし、やりがいがあるとも言えますね。
■ところで、この記事に書かれてあるインディーズ出版の「
生き残り術(1)は、「ニッチであること」
大手企業が手を出さないような小さな市場のことをニッチ市場と呼
確かに需要は小さい。だからこそ競争が少なく、
私のコンサルティングでは「トップ企業であること」
既にトップ企業であれば、それを盤石にする。
そうでなければ、トップ企業になることを目標にし、
簡単に言ってしまえば、
■トップ企業になればどんないいことがあるのか?
いろいろありますが、最大のメリットは、
好況で業界全体が潤っている時は多くの企業がそこで生きています
が、不況や構造的に業界が縮小していく状況においても、
(しかもトップ企業にはそれまでの蓄えがあることが多いので、
100年生き残りたければ、トップ企業になれ!という所以です。
■トップ企業なんて一握りやないか!
うちみたいな小さな会社がトップになんかなれるわけない。
拙著『「廃業寸前」が世界トップ企業になった奇跡の物語』
http://amazon.co.jp/o/ASIN/
をもとにするセミナー会場で、
気持ちはわかります。が、そんな感想に対する答えが「
ニッチであればあるほど、ライバル会社は少なくなります。
その少ない会社の中でトップになればいいのです。
大手企業には手を出せないが、
それがニッチ市場を狙う意味ですね。
■生き残り術(2)は、「寿命の長いビジネスをする」
アメリカのインディーズ出版を扱った記事の中では「
大当たりを狙うのは違う。
小当たりでもいいのですが、
できれば、
それが「寿命の長いビジネス」です。
■寿命が長いビジネスですから、流行りものではありません。
バズワードやトレンドに迷わされてはなりません。
数年で消えてしまうようなバブル市場に入っていくのは論外ですが
自分が選んだ市場において、
これが、私のいう「売る仕組み」です。
売る仕組みなくして、生き残ることなどできません。
その信条をもって、私はコンサルティングに取り組んでいます。
■生き残り術(3)は、「営業すること」です。
ここ、重要です。
私は製造業のコンサルティングをすることが多いのですが、「
あるいは、元請け会社の調達係とは仲良くしている。
あるいは、信頼できる商社とつきあっている。
そんな程度で、営業をやっていると仰る方のなんと多いことか。
■そんなもの営業ではありません。
アメリカのインディーズ出版会社もここが生命線です。
彼らは、取次業者などを信用せずに、
売れなければ何の価値もない。というのが、ビジネスの世界です。
その最後のピースである営業に力を入れずに、
■私は、企業の最大の資源は「顧客基盤」であると考えています。
信頼してくれる顧客がいる。
そんな顧客を一人でも多く作り、ファンとなってもらい、
それが営業の役割です。
つまり営業は、
仲介業者の機嫌をとって、任せているだけでは、
当てはまる会社は、いますぐ営業組織を立ち上げて、
■思えば、少子高齢化が進む現在、
いや、こんな時代でも成長市場はある!
が、現実的には、どの会社も縮小市場において、
そんな時、「ニッチであること」「
少なくとも「戦略はシンプルに、実行はクレイジーに」
これからも生き残っていきたいと思っておりますので(^^)
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