■ライザップがM&Aを積極的に仕掛けているという記事です。
ライザップといえば、健康食品の販売で基盤を作り、そのあとに始めたフィットネス事業で大成功した会社です。
その強みとなっているのが、いかにも成果があるように顧客に思わせる力。
ライザップ流にいうと、他に類を見ないマーケティングですね。
参考:ライザップはなぜ叩かれるのか?
■M&Aに関するコンセプトも立派です。
「自己投資産業 No.1」をグループビジョンとして掲げ、美容・健康関連事業、アパレル関連事業、住関連ライフスタイル事業、エンターテイメント事業を展開しています。
胡散臭い健康食品ビジネスから脱して、いわゆる事業界のエスタブリッシュメントになろうと望んでいるわけですな。
■記事では、アパレル事業を積極的に買収する姿勢を「利益率が下がる」と危惧していますが、それは織り込み済でしょう。
ただライザップには、素人目線で(多少やんちゃに)ビジネスを作るという良さがあるので、それは失わないようにしていただきたいと思います。
それがなければライザップである意味がないと思いますので。
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