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■へー。こういうのがあるんですねー。


「暇な女子大生」というキャラクターが話題だとか。

実在するのかどうかは謎ですが、この人、慶應大学の女子大生で、エリートの男性をとかえひっかえ喰いまくっているという設定です。

記事では、そのキャラクターをマルクスの「階級闘争」に重ねていて、壮大なネタにしています。

■私もこの暇な女子大生のツイッターをみてみましたが、確かに面白い。

何が面白いかというと

(1)キャラクターが確立されていてぶれない。

エリート限定でナンパしまくるという肉食女子大生キャラクターが確立されていて、そこにある疑問や自省が全くありません。そういう普通の人間とつながりがありそうな要素が皆無なので、テレビやアニメのキャラクターのようにみることができます。

(2)言葉遣いが独特

ここには書きませんが、独自のルールで言葉を使っています。そこがやはり我々とは違う規範で動いている感を出しています。けっこうこの独特の言葉遣いに訴求力があります。

(3)リアル

言葉遣いが独特なので生々しさはありませんが、書いてあることは時系列も含めてリアルです。

■要するに、肉食系の女子というキャラクターを、我々とは違う地平に存在させているわけです。

逆説的ですが、だから余計な感情なしに、自分たちと結びつけて考えやすくなっています。

記事にもありましたが、これってトリックスターの図式そのものですね。

自分たちと比べて極端に優れている、あるいは、極端に劣っている、あるいは、優れた部分と劣った部分を両方持っている存在が、自分たちの共同体を危機に陥れたり、逆に危機から救ったりするというのは、民話やおとぎ話でたびたび出てくるパターンです。

この暇は女子大生は、みごとにトリックスターの図式をとらえており、完成度が高いと感じます。

意識して作ったとすれば大したものです。し、こういうやり方がサンプルとして提示されたのですから、今後、様々なトリックスターを模したキャラクターが現れると予感させますね。

■ただし、このキャラクターをもって、我々の価値観を根底から揺るがすような破壊力があるとは思いません。

わりと普通にいる人たちではないですかね。このように発信力がある人は珍しいですが。

 


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