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■ゴム業界の話です。

この業界、ブリヂストンがダントツのトップです。

国内では下記のような状態。市場独占しております。

1位 ブリヂストン [56.4]
2位 住友ゴム(ダンロップ) [12.3]
3位 横浜ゴム(ヨコハマタイヤ) [9.5]
4位 東洋ゴム(トーヨータイヤ) [5.9]
5位 東海ゴム [5.8]

ちなみに海外でも、ブリヂストンはトップ。ただしこちらは、まだ僅差のトップです。

1位 ブリヂストン [14.6]
2位 ミシュラン [13.7]
3位 グッドイヤー [9.4]
4位 コンチネンタル [6.0]
5位 ピレリ [4.3]


■ブリヂストンは、8割を海外から稼ぐグローバル企業です。

特に北米では強い。

記事でも主流となる18インチタイヤをおさえていることがわかります。

■これに対して、国内4位の東洋ゴムは、いろいろ問題があるようです。

2015年、建物の土台に使う免震ゴムのデータ改ざんをはじめとして、鉄道車両に使う防振ゴムでも不正が発覚しました。

「偽装だらけ」の東洋ゴムは、復活できるのか(東洋経済オンライン)

いまは立て直しの最中です。

■が、記事ではいい話です。

東洋ゴムとしては、北米で普通にやっていたら勝てないので、SUV用タイヤに特化した戦略をとっていました。

SUVが売れるとなれば、大手ブリヂストンやミシュランがミートしてくるので、さらに20インチの大型タイヤに照準を合わせています。

「勝てるところで圧倒的に勝つ」というのは、ランチェスター戦略の教えるところです。

同社は、現地新工場を作って、生産体制を強化し、勝ちを圧倒的なものにしようとしているところのようです。

勝ちが圧倒的になれば、他社はやってこなくなりますからね。

■東洋ゴムの売上は、国内第4位ですが、利益では3位企業を凌駕しているとあります。

1位以外は薄利。ただし4、5位あたりで高利益の企業がある。というのは、業界でよくある話です。

ニッチ戦略というのは、はまればそれだけ儲かるということを示しています。

ただ、これだけニーズが多様化している現在、大手企業もニッチ市場狙いにならざるを得ず、小さな会社がうまみのある市場をやすやすと見つけられる状況ではなくなってきています。

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