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さすが商社。動きが柔軟です。

三井物産が、自動車関連ベンチャーに次々と出資


GEから米トラックのリース会社の株式を取得。この会社は車をネットワークでつなぎ適切な管理ができるようにしています。

同じく米国の自動運転システムの会社に出資。

日本のエンジン制御ソフトの会社に出資。

シンガポールのカーシェア会社に出資。

米国のEVスポーツカーメーカーに出資。

いずれもこれから大変革が起こるであろう自動車関連の会社に出資しています。

三井物産側は、

「自動車産業にどのような未来像があるのか、そこに存在するビジネスチャンスの中から、我々はどこを攻めるのかを導き出してほしい」

と語っており、需要を見極めている段階のようです。

常に最先端には顔を出す商社


そういえば三菱商事も、日産と組んでEVの実証実験に参加しています。

商社は時代の変化に応じて、ビジネスモデルを変革させてきました。

多様性は商社の生命線です。時代の最先端には常に顔を出しています。

商社の動きを見れば、いま何が起きているのかを理解できることができますね。

AIの大手グーグルは自動運転車を狙う


いっぽう米グーグルも、ライドシェア会社リフトに10億ドルの出資を発表しています。

リフトは、ウーバーのライバル会社です。

自動運転車の時代になれば、ライドシェア会社がイニシアティブをとるのではないかと考えられており、AIに強いグーグルとすれば、そこを外すわけにはいかないという考えです。


グーグルはウーバーにも子会社を通じて出資していますがどうも関係がうまくいっていないらしい。そこでどちらがきてもいいように両頭作戦です。

ソフトバンクがウーバーに1兆円以上の出資を検討しているというニュースもありましたが、そのソフトバンクもリフトへの出資には興味を示しているとのこと。

どちらに転んでもいいように盤石の態勢です。お金持ちはやることが抜け目ありません。







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