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高校3年生の起業家が話題になっています。

16歳の天才プログラマー


6歳でプログラムを始めた天才プログラマーで、中学生時代から5つのベンチャービジネスを立ち上げてきた人です。カード決済アプリの開発においては、1億円の資金調達を果たしたということでニュースになりました。

1億調達した16歳天才プログラマーは日本復活をかけて東京で戦う

もっとも、そのカード決済アプリはモノにならず。次に手掛けたのが、レシート画像を買い取るサービスでした。

レシート画像を買い取るビジネス


ユーザーが、専用スマホアプリ「ONE」をダウンロードして、レシート画像を撮影すると、10円がもらえます。

ただし1日10枚まで限定、つまり月3000円程度です。

【検証】レシートを撮影するだけで、1枚につき10円で買い取るアプリ「ONE」登場! 早速バンバン撮影してみた結果ッ!!

でもレシートを撮影するだけで月3000円ももらえるなら、いい小遣い稼ぎになると思う人もいるでしょう。

そんな内職感覚の人が多かったのか、利用者が殺到してしまいました。1万人程度の予想が、初日から7万人の利用があったとか。

不正防止のために導入した本人認証サービスのコストなども含めると、初日だけで数百万円のコストがかかる計算になった。「1カ月続ければ数億円」(山内氏)として、その日のうちに一時停止を決めた。

せっかくのヒットサービスも1日で終了です。


ちなみに山内氏が思い描いていたビジネスモデルは、利用者の個人情報とレシート情報を蓄積して、欲しがる企業等に販売するというものです。

もっとも発案から3週間でサービスを始めたとあって、買い手企業も決まっていない状態でした。

失敗しても山内氏の価値は下がらない


この事例を聞いて、ある起業家が語っていた言葉を思い出しました。(誰だったか思い出せませんが…)

クラスで中ぐらいの成績があれば起業して成功するのは簡単。公務員になる方が全然難しい。

公務員をけなしているわけではありませんよ。念のため。

起業というのはやるかやらないかの世界であり、アイデアがあれば風呂敷をしまうことも考えずに、とりあえずやるというのが正しい。だから思いついてすぐにサービスを立ち上げた山内氏は、起業家の鏡です。

要は、コンセプトをすぐに実現させようとする行動力とプロトタイプを立ち上げる技術力、そして必要な人材を集めてくる能力があれば一応は成立するのがスタートアップです。

たとえ失敗に終わったとしても、これだけのユーザーを集めることができた山内氏の価値はうなぎのぼりです。

今回も、DMMが、助け舟を出すことになりました。

広告モデルで再出発


DMMと提携して再スタートしたのは、ガソリンスタンドのレシートを登録すると、100円程度のキャッシュバックがあるというサービスです。

そのかわりユーザーには、DMMの広告が提示されます。

何のことない。広告モデルのビジネスに転換です。

助け舟を出したDMMの思惑


これが本当にビジネスとして成立するのかは疑問ですが、DMMとすれば、山内氏と関係を作りたい、できればグループに取り込みたい、という思惑が見えますので、ビジネスにならなくてもいいのでしょう。

何しろ16歳でこれだけ多くのサービスを立ち上げてきた山内氏の経験値は、得難いものがあります。

高校生の天才プログラマーというバス要素もあって、一種のスターですからね。

DMMならずとも、欲しい人材だと思います。

次回の戦略勉強会のテーマとします(6月28日木曜日)


それはそうと、レシート買い取りサービスというのは、コンセプトとしては面白いと思います。

やりようによっては、ビジネスとして成立させることができたでしょうし、様々なバリエーションも作ることができそうです。

というわけで、次回の戦略勉強会(6月28日木曜日)で、取り上げてみたいと思います。

どうすればレシート買い取りサービスは成り立つのか?

このコンセプトを使って他のサービスは立ち上げられないか?

など、話し合ってみたいと思います。




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