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日本マクドナルドの業績が絶好調だということです。

2014年に異物混入騒ぎを起こして信頼失墜し、2015年には約350億円の最終赤字を計上した同社ですが、その後順調に回復し、2017年期には約240億円の黒字になりました。

そして2018年期の中間決算でも大幅な増収増益が見込まれています。

店舗の再編により業績回復


マクドナルドといえば、商品のネーミングを募集したり、「マクドかマックか?」なんて東西対決をあおったり、あまりお金をかけないキャンペーンを打って、うまく集客してきた感があります。

が、あくまで本線となったのは、不採算店舗の閉鎖やリニューアルなどによる店舗収益の向上だとみています。

2015年期には2956店だったが、2017年期には2898店に縮小。それなのに、売上高は1895億円から2536億円に向上しています。

いかに生産性を向上させたかというものです。

原田泳幸前CEO時代にもたどった道


思えば原田泳幸前CEOの時代にも、就任してからしばらくは、店舗のリニューアルなどで収益性を向上させて、V字回復を演出させた時期がありました。

その勢いをかって、店舗数拡大にまい進しましたが、全店売上高5500億円あたりをピークに急速に収益力を衰えさせてしまいました。

原田泳幸前CEOは、6000億円を目標としていたようですが、どうもそのために結果を急ぎ過ぎてしまったのかも知れません。

あとをうけたカサノバCEOは、まずは肥大した店舗数のスリム化を図っていましたから、異物混入事件がなくても、一時的な業績の悪化とその後の校回復を見込んでいたはずです。その意味では、計画通りの結果になったということでしょう。

(フランチャイズ店を含めた2016年期の全店売上高は4580億円)

限界値を超えるための戦略はあるのか


日本マクドナルドは、2020年に全店売上高5000億円という目標を掲げていますが、果たして今度は収益性を伴ったまま売上拡大を果たすことができるのでしょうか。

市場の流れにあわせて店舗の再編をしていくことはこれからも必要でしょうが、それだけでは5000億円という限界値を超えることは難しいと思います。

思うにマクドナルドに対する日本人の意識を変えるような大きな戦略が必要です。

朝、昼、夜、と時間帯別に集客力向上を図る意図は素晴らしいと思いますが、それでどれだけのかさ上げが図れるというのでしょうか。

今後、マクドナルドがどのような手を打ってくるのか、注目しております。







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