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TUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が苦しんでいるようです。

TUTAYAは既に賞味期限切れ


レンタルDVDチェーンのTUTAYAは、既に賞味期限が切れて、勢いをなくしています。

ネットフリックスやアマゾンプライムなどの動画配信システムや、同じくアマゾンプライムなどの音楽配信システムに押されてしまっているからです。

私が利用する駅の前にあったTUTAYAも撤退しました。なくなれば寂しい気もしますが、あったとしてもそれほど利用していたわけではありません。

面白い映画がないか探しに行って、実際にはアマゾンやネトフリで観てしまいます。

TUTAYAでさえもショールーミングの影響を受けているわけですな。

ショッピングセンターの再生に力を発揮?


こうなることはもう何年も前からわかっていたはずです。

同じくレンタルDVDチェーンとして名をはせたDMMは、若い起業家をあつめて、無軌道だと思えるほどの多角化展開をしています。

こちらは非上場企業ですから、ライザップと違って株価を釣り上げる意図はありません。堅実にやっているのでしょうね。

それに対してCCCは、お洒落な本屋の運営や図書館の運営で存在感を示しています。

創業者の増田氏による店舗運営の能力を最大限に発揮しているのでしょう。

増田氏のもとには、再生を頼みたいショッピングセンターや自治体からの問い合わせがひっきりなしに来ているそうですよ。

なぜネットフリックスになれなかったのか?


ネットフリックスの台頭をみてみると、なぜTUTAYAがこれをできなかったのか?と歯がゆい思いになります。

ネットフリックスの前身は、DVDの宅配レンタル業者です。

その会社がこれほどの大躍進を遂げたのだから、TUTAYAにもチャンスがあったはずです。いや、もっと可能性が大きかったでしょう。

TUTAYAのフランチャイズ店に遠慮して、店売上が下がるような動画配信ビジネスを手掛けられなかったと増田氏が発言しているのを聞きましたが、そんな安直な言い訳をしてどうする?と呆れていました。

しかし事情を聞いてみると、増田氏は、その前にCS放送運営に失敗しており、新たに動画配信ビジネスに取り組むような状態には(精神的にも経済的にも)なかったようです。

動き出すタイミングが早すぎたのですね。もったいないことです。

スマホ決済の時代にTポイントは生き残れるのか?


残ったCCCの命綱が、Tポイントだったわけですが、それも最近は苦しくなってきています。

楽天ポイントやdポイントの台頭。

さらには、スマホ決済の登場により、リアル店舗とネット通販双方の情報を一元管理できる方法が確立されてしまいました。

だから楽天もドコモも、いち早くスマホ決済に進出しました。

これに比べて、リアル店舗での情報しか得られないTポイントに、高い手数料を支払う必要はないと多くの小売店が考えるはずです。

このままでは、スマホ決済が世の中に普及する前に、Tポイントの消費期限が切れてしまいます。


まさに四面楚歌。

増田氏は中国人の訪日客に向けたビジネスを構想しているようですが、縮小していく事業のポテンシャルに比べて見劣りしてしまうと思うのは、私だけでしょうか。





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