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「戦略勉強会」でとりあげたネタです。

大手3社で寡占化し、成熟化してしまったコンビニ業界の話です。

小さなコンビニチェーンが、「弱者の戦略」を使って生き残りを図っているらしい。

それぞれの「弱者の戦略」


記事にあげられているのは、3つ。

病院内への出店で存在感を示すポプラ(の生活彩家)

→閉鎖商圏と記事では呼んでいます。路面店が成熟しつつある今、施設内や企業内などのクローズな場所がねらい目となっています。思えば、駅構内も閉鎖商圏ですね。ちゃんとJR系のコンビニがあります。企業規模や施設規模によっては、それなりに大きな市場になるかもしれない、ということで、大手3社も虎視眈々と狙っているようです。


無人店舗の運営およびプロデュースを手掛ける国分グローサリーチェーン。

→無人コンビニはトレンドですね。アマゾンも手掛けています。が、こちらは、もっと簡便な自動販売機の延長のようなものでしょうか。同社の特徴は、自社で運営するだけではなく、システムを提供し、運営の支援をしているところです。上の閉鎖商圏とからめて考えると、需要は大いにありそうです。

店内調理を徹底するGOOZ

→大手コンビニの効率性追求の逆をいく戦略です。店内調理にこだわっています。その分、ATMとか便利なものを省いているそうです。これはもはやコンビニではないのでは?

もっと早く手掛けていれば、それなりの勢力になっていたのでは


いずれも生き残るために、市場の変化に適応しようと頑張っておられます。

こういう努力には頭が下がりますな。

ただ、もっと前に取り組んでいられなかったのだろうか、と思わなくもない。

市場が成長している時は、前に倣えの戦略が儲かるんだ!と言われればその通りですが、成熟化を見越して、早いうちから独自路線をいく企業もあります。

古いですが、靴といえば何でも売れる時代に、あえてバスケットシューズだけを作って市場を占拠した鬼塚商会(アシックス)とか。

農家のコンビニを標ぼうして大量出店を成し遂げ、極小ホームセンターというジャンルを確立したコメリとか。

小さな市場であっても、トップ企業となれば、存在感があります。容易に倒れません。結局、生き残るのは、小さな市場であっても、がっしりとした顧客基盤を作ってしまった企業です。

閉鎖商圏というのは、ニッチトップを生みやすい市場のはずですね。ポプラがもっと早く取り組んでいれば、今頃、第4勢力になっていたんじゃないかなーと思うわけです。








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