「すしざんまいの社長がソマリアの海賊を壊滅させた武勇伝はインチキ」 ノンフィクション作家が指摘

■この前、すしざんまいの話を快挙だと書いたばかりですが、早くもこんな記事が出てきましたーー;

確かにでき過ぎた話で、そのまま信じていいものか迷ったものですが。

■記事では、ソマリアの海賊がいなくなったのは、国際的な警戒や警備のおかげだということ。日本の自衛隊を含めて各国の軍隊が警備を強化したために、海賊活動ができなくなったという指摘です。

それは確かにそうだと思います。が、警備は、対処療法みたいなもので、根本原因を取り除いたわけではありません。

その意味では、貧困をなくすために仕事をつくったすしざんまいのやったことは、根本治療であり、快挙であると言っていいでしょう。

■しかし、記事は、海賊の原因が貧困だとするのも、先入観にすぎない、と断じています。

確かに仕事を作ったことで、一部の漁民が潤ったのかもしれないが、その程度で地域が貧困から抜け出せるわけはない、と書いてある記事もどこかで見かけました。

■またこの記事は、すしざんまいはブラック企業で、従業員は社長のご機嫌とりをしなければいけない。などと出所不明の噂話も載せています。

なんなんでしょうか。だとすると、すしざんまいの話は、ワンマン社長の自己宣伝にすぎなかったのでしょうか。

ただし、この批判記事もそのまま信じていいかわかりませんが。

ネットのニュースというのは扱いがむつかしいですね…