アップル、驚異の利益独占 スマホメーカー全体の9割 シェア1位のサムスン退潮鮮明

■販売シェア1位のサムスンが儲からずに、2位のアップルが利益シェア9割を稼いでいるということです。

だからといって、販売シェアに意味がないというわけではありません。

安易に「シェアは死んだ」などと思ってはダメです。

■サムスンが儲からないのは、ある意味当然です。彼らはアンドロイドを基本OSとしており、その他メーカーと同じですから差別化できていません。

それを圧倒的な投資による販売量でしのいできましたが、ここにきて中国の低価格スマホにやられてしまっています。

いまや市場の半分は、そうしたアジアの地場メーカーですから、サムスンは苦しいわけです。

■一方のアップルは、自社OSですから差別化できており、価格競争に晒されにくい状況にあります。

アンドロイド陣営が、iPhoneを凌ぐような機種を作れるなら別ですが、今のところアップルに一日の長があります。

常に先進的な機種を上市するアップルには、コアなファンがついています。

■つまりアップルは先進的機能を求める顧客層(イノベーターおよびアーリーアダプター)の中で圧倒的なシェアを占めています。

プレミアム価格を負担する層ですから、利益率も高くなるはずです。

対して、サムスンはマジョリティ層を狙っています。

ここは、低価格スマホの主要ターゲットでもあり、その他アンドロイド陣営とも競合するところです。

おまけにアップルも、iPhoneの廉価版などを作って、狙いにきたので、価格競争になることは間違いありません。

■つまりターゲット顧客層をどこにするかというSTP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)の違いによって利益に差かついているということです。

戦略は大事ですね。