コロナ感染の拡大が、社会を変える契機となるかもしれません。
宿題ドリルはオンラインにすべし
遠隔授業もその一つです。休校で自宅待機している学童たちに、ネットで教育するシステムが期待されています。
こうしたシステムのいいところは、均等な質の教育が提供できること、各人の進捗状況に合わせて受講できること、その進捗状況を把握できること、です。
いまのところ、ネット教育システムは、学校の授業の補助的な機能として考えられています。宿題ドリルの代わりですね。
紙に書かないと勉強にならないと言う人がいるかも知れないが、たぶん慣れの問題です。これは取り入れた方が絶対いい。これを契機にどんどん活用していけばいいと思います。
授業そのものもオンラインに切り替えよ
だけど、メインの集団授業ってネットに置き換えられないだろうか?
現実に「東進ハイスクール」のビデオを観た方が、わかりやすいという人もいます。
いや、先生から直接教えてもらった方がいい、という生徒もいるので、一概には言えません。
が、私の経験(40年以上前)からいうと、教師によって教え方の巧拙はかなりありました。わかりにくい先生は、本当にダメでしたよ。そんなやつに教えられた時間って人生の損失だと今でも思います。
今はどうか知りませんが、かつての状況と同じであれば、超一流の講師からビデオで教えてもらった方が、はるかに有益です。少なくとも、中学高校あたり、純粋な知識の習得には、その方が合理的だと思います。
ディスカッションや課題解決のための共同演習などは、場所とファシリテーターが必要ですから、学校や先生を全てなくしてしまえというわけではありません。
でも、役割を変えてもらおうという話です。その方が、より適切な教育の在り方があるのではないか、と考えます。
大きな社会事件は様々な変化を促すものです。いい変化は止めないようにしたい。既得権益を守るとか、つまらない理由で進化が滞らないようにしてほしいものです。
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駒井俊雄
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