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サントリーがジムビームのCMにタレントのローラを起用したことが話題になっているとか。

ジムビームといえば、蒸留酒メーカーの大手、バーボンウィスキーでは1位です。

かつてバーボンとは、男の飲み物だ、と信じ込んでいたオヤジ連中が意義を唱えているという記事です。

サントリーの大きな賭け


ジムビームは、2014年、サントリーによって160億ドル(1兆6500億円:当時)で買収されました。

売上高2兆円程度しかなかったサントリーホールディングスとすれば、そうとう思い切った買い物です。買収原資は、銀行からの借入金ですので、財務状況は厳しくなっています。

しかしその効果があって、2016年12月期の売上高は2兆6514円。営業利益1979億円。営業利益率7.4%です。

海外進出に遅れていたサントリーにとっては、大きな賭けにでて、それなりの成果を生んだということです。

このあたり、海外M&Aに失敗したキリンホールディングスにすれば羨ましい限りでしょうな。

日本でも新たなバーボンブームを起こすのか


記事の件は、日本におけるジンビームの売上を増やそうという試みですね。

バーボンはオヤジの飲み物ではなく、女の子が飲むお洒落な飲み物だというイメージをつけようとしています。

ハイボールで大当たりしたサントリーですから、バーボンブームも起こしてくれるかも知れませんね。