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上は、シャープの現在地がわかる記事です。メモ。

シャープが鴻海傘下に入ったのが2016年です。

度重なる赤字決算で経営危機に直面していたシャープでしたが、その直接の原因は、身の丈を超えた投資の失敗だということですが、裏側には経営陣同士の権力争いがあったと聞こえています。

もともと中小企業的な泥臭さがあってトップダウンが強い。したたかさがあると思っていましたが、意外に脆かった。

そういえば、以前のブログでは、「トップダウンが強いから、社員は冷めているんじゃないか」などと書いていました。

愛社精神ゼロの知人数人をみてそう思っただけなのですが。

シャープをめぐる鴻海の思惑


鴻海からきた経営陣は、徹底したコストカットと、在庫のたたき売りで、短期間に黒字化を成し遂げました。さすがです。

在庫たたき売りのあおりで、安売りメーカーのレッテルを貼られるようになったらしいですが、仕方ありません。これからイメージを回復していかなければなりません。


鴻海側は、日本企業シャープのブランドを復活させて、「企画」のシャープと「製造」の鴻海という両輪でサムスンやアップルに対抗していく腹積もりであると記事にはあります。

もちろん道半ば、というより道が始まったばかりなのですが、鴻海は、関連企業を買収したりして、構想を進めようとしています。

こちらも日本企業にないスケール感の戦略構想ですね。

どこまで行けるのか楽しみです。