コロナ禍において、ネットフリックスは恩恵を充分に受けているようです。
コロナ状況下においてひとり勝ち
記事によると、ネットフリックスの会員は今年になって1577万人の純増となったそうで、これは当初予測の倍以上です。
コロナ禍での巣ごもり需要が増えているからだと考えられており、株価も高くなっています。
ネットフリックスといえば、昨年あたりは成長の鈍化が見えてきたということで、株価は業界平均に比べても見劣りする状況でした。
ネットフリックスが早くも苦境に?
それが今やひとり勝ちです。
最大のライバルであるディズニーは、テーマパーク事業、映画事業が停止してしまっているので、元気がありません。
いまこそ動画配信に力を入れるべき時なのですが、準備が整わないままコロナ禍に陥ってしまった形ですからコンテンツが足りず、充分に力を発揮できていません。
つまり短期的ながら、時勢はネットフリックスに有利に働いているということです。
映画製作各社がネットフリックスに売り込み
停止状態の映画各社も、ネットフリックスを無視できないどころか、手を借りなければならない様子です。
劇場公開の目途が立たない作品を抱えているよりは、ネットフリックスに放映権を買ってもらう方が、得だということで、各社売り込みに入っているということです。
劇場で観てこそ映画だ!と譲らなかった著名監督たちも、今回ばかりは、背に腹は代えられないと思っているようですよ。
もっとも、撮影しづらい状況は、ネットフリックスも同じです。新作の映画やドラマを作ることはしばらくできません。
あくまで今ある作品の配信に限った話ですから、影響は限定的です。
もともとネットフリックスは、ディズニー対策として、オリジナルコンテンツの制作、特にディズニーが苦手とする大人向けのコンテンツやローカルコンテンツの制作を増やそうとしていました。
今回の状況は、その対策を打つための時間的猶予を得たということですね。
何にしろ、面白い作品を増やしてほしいです。
ネットフリックスは、本気のディズニーに勝てるのか?
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