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メモ。宅配ピザ市場は、1600億円規模。

1位は「ピザーラ」

2位が「ドミノ・ピザ」

3位が「ピザハット」

です。

参考:デリバリーピザは再び成長産業になるのか


デリバリーピザの歴史


日本に宅配ピザが上陸したのが1985年。先行したのはドミノ・ピザでした。

その後、ピザチェーンが次々と登場、1991年には世界最大のチェーンピザハットが進出してきます。

ピザーラは、日本資本のベンチャー企業として1980年代に登場しますが、日本人に合わせた味や材料を追求して人気を博し、トップ企業となります。

近年は飽和したかというニュースもありましたが、ここにきて再び成長軌道に乗りつつあるようです。

ドミノ・ピザの攻勢


そのピザーラを、老舗のドミノ・ピザが猛追しているという記事です。

ドミノ・ピザは、経営陣がめまぐるしく変わっているみたいですね。ピザハットがガタガタしている今がチャンスとみたのか、積極的なマーケティング施策で打ち出しています。

ドミノピザの拡販施策は、次の2つ。

1.低価格販売

期限切れのクーポンでも値引きします。とか、持ち帰りなら1枚無料。とか。

低価格を訴求する振興企業が登場して消費者の注目を集めているので、いちはやく迎え撃った形です。

低価格に合わせてしまうと、利益を失う恐れがあります。判断が難しいところですが、ドミノ・ピザの経営陣は、一過性の価格競争ではなく、低価格化のトレンドは避けられないと見たのでしょう。

その判断が功を奏した形です。

2.持ち帰り客の開拓


デリバリーピザの経費の多くは人件費ですから、持ち帰りはコストが大幅に軽減されます。

そこでドミノ・ピザは、持ち帰りを増やすためのプロモーションを大々的に行っています。

これが結果的に「ハレの日に宅配してほしい」という顧客ではなく「ふだん食べるから安い方がいい」という顧客を開拓し、客数増加につながったようです。


こうした老舗ドミノ・ピザの動きがデリバリーピザ市場を成長基調に押し上げたようです。

ドミノ・ピザは、地方に店舗拡大を続けており、勢いに乗っています。

ピザーラやピザハットが、どのように動くのでしょうか。