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これはもう勝負ついたかのような状況に思えます。

閉鎖的な中国市場ゆえに、外資の逆転は難しいか


先日、中国が自国需要の大きさを背景にEV技術の取り込みと進化をなりふり構わず図っているという記事がありました。

参考:さすが中国 エコカー規制でやりたい放題

しかし、車用電池で既に6割のシェア。まだ黎明期だとはいえ、外資が食い込みにくい中国市場は今後、伸びるばかりなので、逆転は難しいと言わざるを得ません。

技術的には先行していても量を追えない日本


技術的には日本勢が先行しているとあります。

リチウムイオン電池は日本人が原型を創り、ソニーが1991年に世界に先駆け実用化した。それゆえ日本勢は素材など多くの関連特許を持ち、エネルギー密度と安全性を同時に高める先端技術で先行する。

そのため日米欧という先進国市場では、日本企業が先行していました。

とくにパナソニックは米テスラとの取引関係を頼みに、最も量産体制を持っています。ただ、そのテスラに車の量産技術がないので、いまいち攻めに踏み切れません。

「量」が「質」を凌駕するのは歴史が示している


ところが中国は、国家戦略としてEVの生産強化を図っていますので、国内需要だけで世界最大になっています。いきおい車用電池においても、中国勢が最大の勢力になってしまいます。

技術的にはまだ日本に一日の長がある。といっても、この世界は量が質を凌駕してしまいます。

量産ノウハウを獲得し、低コスト生産を武器にした中国勢が、いずれ技術的にも充分なレベルに達して欧州に進出してくるはずです。

その理屈は、かつて日本の自動車メーカーが世界を席巻した手法なので、馴染み深いものですね。

日本勢には頑張っていただきたいですが、どうにも、このスケールには敵いませんな。