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吉野家が新メニューを導入したという記事です。

「小盛」と「超特盛」だとか。いま既にある「並盛」「大盛」「特盛」とあわせて5つになったそうです。

吉野家はビジネスを根本的に変える時期にきている


吉野家については、少し前にメルマガに書かせていただきました。

吉野家は過去の栄光を捨て去れるのか

大赤字になった原因は、労働力の不足とそれに伴う賃金上昇にあると伝えられています。

さらには、ターゲットが狭いこととそれに適応したメニューの幅の狭さもあります。

簡単にいってしまえば、吉野家がターゲットとする男性労働者がたくさん存在しており、創意工夫をもって働く従業員もたくさんいるので、安く大量に販売することで小さな利益を積み上げることができた「高度経済成長期」のビジネスモデルです。

ところが今は、男性労働者は高齢化してしまって数も少なくなり、従業員も不足しており、安く大量に販売することが機能しづらくなりました。

吉野家は、ビジネスを根本的に再編しなければならない時期にきているということです。

今回の施策は時間稼ぎか


ところが今回の施策は、単品のサイズバリエーションを増やすという程度のものであり、なんら根本的なものではありません。

高齢化したターゲットに向けて小盛を導入したとか、理屈はあるようですが、いかにも小手先です。

こんなことで業績が上向くとは吉野家も思っていないでしょう。

今回の施策は、やらないよりはマシだという延命策です。延命になればいいですけどね…

とりあえず時間を稼いで、根本的な解決策を考えようということでしょう。

おそらく、ファミリー層にターゲットを広げた新業態店舗を作る。海外展開に挑む。あるいは牛丼とは別の飲食を手掛ける。といった方向性になるのではないかと思います。

全く違う方向性を打ち出すかもしれませんね。それはそれで楽しみにしております。