岐阜県の納屋から発見された古いフェラーリに、2億円以上で落札されたというニュースがありましたが、その舞台裏を語った記事です。
ヤフーニュースなので、そのうちリンク切れになると思いますが。
記事の趣旨としては、日本の納屋で偶然発見されたかのように思わせたフェラーリですが、実は知る人ぞ知る一台であり、ある意味やらせであったとのこと。
古い車が高値で取引されることによって、ブランドの価値を高めようとする自動車供給側の思惑が強く働いたのだということです。
高級ブランドの価値には、アフターマーケットが必要
今回、この車が出品されたのは、フェラーリ70周年のイベント内のオークションでした。そこでの目玉商品だったようです。
希少車であったのは確かですが、埃まみれの車体といい、納屋の写真といい、凝った演出がなされていました。
そんな廃屋のようなところで眠っていた古車が超高値で取引されたのですから、フェラーリ神話が強化されたことは間違いありません。
高級車のブランド価値を維持するためには、アフターマーケットも機能している必要があるということを改めて知らせる記事でした。