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バーガーキングが出店を拡大するそうです。

ハンバーガーチェーンは、マクドナルドがダントツ


現在、ハンバーガーチェーンのトップ企業はマクドナルドです。

チェーン売上高約4384億円。店舗数約2900店は、外食産業の中でもダントツです。

最近では不採算店舗の整理が終わり、これから再攻勢に出ようというところです。

確かにバーガーキングの店舗数は少なすぎる


これに対してバーガーキングは日本でたった98店しかありません。全世界で1万6000店も展開する2位チェーンとしてはいかにも寂しい。無いに等しい状態です。

これまで韓国ロッテに運営を任せていたのですが、マクドナルドが再攻勢をかけるにあたり「これはいかん」と米バーガーキング本社は思ったのでしょうね。運営を香港の投資ファンドに譲渡して、攻勢をかけさせる狙いです。

バーガーキングは韓国でも約300店展開しているので、経済規模を考えれば、日本では1000店以上なければならないと想定しているのでしょうね。

差別化と低価格化を同時に実現できるのか


これまで日本のバーガーキングは、高級バーガー路線をとってきました。1個500円近いハンバーガーを主力にしており、それなりにファンがついていたようです。

日本に再上陸するにあたっては、マクドナルドにない高級感、ボリューム感が差別化になり、存在感を示すことができました。

しかし現在は1000円近い単価の小規模バーガーチェーンも乱立しており、バーガーキングは、その中の一つというような位置づけに陥っています。

これでは1000店展開なんで到底かないません。

今後は、バーガーキングの特徴をいかしながら、いかにして店舗拡大をしていくのかが課題です。

普通に考えれば、ボリューム感を損なわないようにしながら、リーズナブルな価格帯を打ち出していくことになるのでしょうね。

香港のファンドのお手並み拝見というところです。

日本の外食市場は長期的に縮小していく


しかし、マクドナルドが業績を回復しているといっても、かつてのような成長軌道に乗ったわけではありません。むしろ日本の外食市場は長期的には縮小している上に、選択肢が多くて、競争が激しい。昔のようにハンバーガーチェーンが一人勝ちするような状況ではなくなってきています。

参考:マクドナルドの復活は本物らしいが、限界も近い

マクドナルドの攻勢に便乗して少しでもパイを奪おうという思惑は理解できますが、かつての成長期と違って、各社苦しい運営になることは必至のように思えます。

どうなっていくのでしょうかね。