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GUが、SNSを効果的に活用しているという記事です。

コロナ禍で業績が落ち込む中、ルームウェアが好調


ただ、記事には、
逆風下でSNSを駆使して顧客とのエンゲージメントを高め、商品によってはECの売り上げがコロナ前のおよそ4倍になるなど、成果を上げたのがGU(ジーユー)だ。
とありますが、全体の業績は下がっています。

ファーストリテイリングの第3四半期決算サマリーによると
第3四半期3ヶ月間の売上収益は551億円、前年同期比19.1%減、営業利益は46億円、同61.8%減と大幅な減収減益、4月の公表値では緊急事態宣言の影響を織り込んでいなかったため、計画を下回る。
ということです。

もっとも、
6月は、マストレンド商品やインナー、ルームウェアの販売が好調で、既存店売上高は16.4%増収を達成。
ということで、よい兆しもみえています。

インスタを使ったマーケティング施策


ルームウェアが好調なのは、自粛生活が長いコロナ禍ならではの事象です。いわば新しい需要が生まれたということで、GUは抜け目なく、ルームウェアのEC販売に取り組んでいます。

そのルームウェア販売の好調に関わるのですが、SNSを駆使したマーケティングが巧みです。

同店のターゲットである20代〜40代の女性が情報を得るのがインスタグラムだと焦点を合わせると、インスタで「おうちコーデで気になることはありますか?」「テレワークでどんな洋服を着ていますか?」「皆さんのおうちコーデを見せてください」と問いかけます。

自粛で家にいる時期だったので、反響が大きく、投稿が相次いだといいます。

あらゆる企業がのどから手が出るほど欲しい消費者ニーズを無料で手に入れただけではなく、商品情報の拡散をしてくれるインフルエンサーを呼び込むことになったようです。

インスタに合う商品群だったとはいえ、普段からSNSでのコミュニケーションを積み上げてきた同社の努力がここで実を結んだということでしょう。

販売スタッフがモデルになってEC販売


また同社は、同社販売スタッフがモデルになってEC販売するサイトも展開しています。

本職のモデルではなく、普通の人が着る等身大のコーディネートは親しみやすく、ECの売上増大につながっているということです。

それだけではなく、スタッフ自身のモチベーション向上につながっているということですから一石二鳥の施策です。

一般ユーザー、スタッフをも巻き込んだマーケティング施策が巧みだと思う次第です。