ユニチャーム、勝ちパターンに一抹の不安

■アジアでの販売が好調で快進撃を続けてきたユニ・チャームが、アジアの競争激化で収益力を落としているという記事です。

それはそうでしょうね。成長市場には競合が参加してきますから、いつかはこうなります。特に競合は、ユニ・チャームの勝ちパターンをみていますから、早いです。

■ユニチャームの高原豪久社長は「速いスピードで常に新しい付加価値を提案してきたことが成功の秘訣」と言っていますが、もっと詳しく言うと、「独自にセグメントしたターゲット市場に速いスピードで常に新しい付加価値を提案し続けて、市場シェアを守ることが成功の秘訣」ってことでしょう。

聞くところによるとユニ・チャームは、ランチェスター戦略をよく知っている企業らしいですから、短期的な収益力よりも、市場シェア獲得が安定的な収益につながると考えているはずです。

投資家が収益力の低下をいやがりますが、ユニ・チャーム側としては、そこに一喜一憂せずに、独自のセグメント分けとターゲット市場の選定をぶれさせないことです。