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最近、いい話のない中国経済に関してですが、こういう記事をみるとほとんどバブル崩壊前夜ではないかと思えます。

記事によると中国企業の発行するドル建て社債の金利が平均7%を超えたとのこと。10%を超える企業も多くなっています。

(ちなみにアメリカの政策金利は2%程度です)

中国のバブル崩壊は世界経済を壊滅的にする


金利が高くなるのは、発行する中国企業に問題があり、リスクを勘案すれば金利を高くせざるを得ないからです。

中国企業の業績が全体として悪くなっている上、債務不履行を起こす企業も多いらしい。

社債発行の理由も「借り換え、返済、償還」が過半に達しているということなので、借金のための借金を重ねるうち、金利だけが増えていくという悪循環に陥っています。

社債を購入しているのは中国内の銀行が多いということですが、返せるあてのない貸付金が積みあがっている状況は、かつての日本のバブル崩壊を想起させます。


中国がバブル崩壊すれば世界経済そのものが壊滅的な影響を被ることになります。

南海トラフ地震がいつ起きるかはわかりませんが、中国経済という爆弾はもっと早く来そうなので、よほどの注意が必要です。