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■スマホ時代に有望なショートフィルム。誰もがその可能性に気付いているはずですが、まだその方法論は確率されていないのかな。


現在、youtubeなどにあるのは、ほとんどが素人が適当にアップした動画か、テレビ番組をキャプチャーしたものばかり。映像のプロが真剣に作った動画コンテンツはまだみませんね。

でもスマホが映像視聴のメインメディアになるわけだから、それに合わせたコンテンツが出てくるはずです。

ビジネスモデルはもちろん、映像作品のパターンがまだ出てきていないということなんでしょう。

一人、パターンを確立する人が出てくれば、その模倣や差別化で、いろんな作品が出てくるのでしょうけど。

■その意味では、ショートフィルムフェスティバルというのはいいですね。

まだビジネスにはなりきっていない分野のコンテンツを集めて、パターンを探ることができます。

ここで上映された作家や、作品を観た人達の中から、黎明期の天才みたいな人が出てくるのでしょう。

■その会になぜか別所哲也氏が関わっているということなんですね。

その経緯はよくわかりませんが、別所氏はプロデューサーとしての活動もされている人なんでしょうか。

その別所氏の言葉として面白いのがこちら

私がアメリカで言われ、強く印象に残った言葉があるんです。「日本人はモノづくりは上手だけど、ランキングビジネスと、アーカイブビジネスと、オークションビジネスが下手だね」と言うのです。そして、今後の日本の映像業界では、この3つのビジネスが伸びていくはずなんです。

■要するに、黎明期に様々な動画がアップされた中、どれが面白いかというランキング、検索できるアーカイブ、コンテンツを売買するオークションが立ち上がれば、その分野は発展するというわけです。

日本人がそれを苦手にしている、ということであれば、やる人が少ないのでしょうから、そこにはビジネスとしてのうまみがるということです。

これは、動画に限らず、どの分野でも応用できることなのではないでしょうか。

■たとえば、小説でも同じ。スマホで小説を読むとすれば、長編よりも短編やショートショートが適しているはず。

あるいは朗読作品化したものが中心になるかも知れない。

だとすれば、コンテンツの作り方が変わってくるでしょう。

既存の有名作家ではなく、スマホ小説作家が出れくれば、その分野はもっと盛り上がってきます。

またそこに、ランキング、アーカイブ、オークションをセットで立ち上げることで、ビジネスとしても成立させる方法が広がります。

短いインタビュー記事でしたが、刺激になりました。

 


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