リピーター率88.6%! とある旅館女将のすご過ぎる「顧客囲い込み」戦略(営業type.)

■こういうサイトがあるんですね。知りませんでした。

旅館の顧客囲いこみの工夫を書いた記事です。

これは私のいう「売れる仕組み」です。

いい記事ですね^^

■私の提唱する売れる仕組みは、最低限「顧客選択」「集客」「信頼関係作り」「提案」「アフターフォロー」の5つが必要です。

この記事の旅館をあてはめると

【顧客選択】半径50Km以内の地元客。しかも相性の合う客のみに絞る。

【集客】たぶんリピーターで成立。ホームページで集客も考えている。

【信頼関係づくり】全ての宴会に参加、素をさらした接客をする

【提案】宴会の間に予定を聞き、提案

【アフターフォロー】ユニークな年賀状や暑中見舞い。家族へのプレゼント。

個性的な経営のようですが、理に適っていると思います。

■ちなみに顧客選択は、戦略から導き出されます。

戦略は「場所」と「能力」で決めるというのが私の考えです。

【場所】北陸のそれほど有名ではない温泉地

【能力】規模の小さな旅館。女将の接客能力が高い。ただし好き嫌いあり。目立つことをいとわない。

この場所と能力から判断して、広い地域から新規顧客を途切れなく呼び込むよりも、地元客をリピーターにする方が可能性がある。という戦略ポジションが導き出されたということでしょう。

■この女将さんの能力が誰にでもあるわけではないので、安易に真似はできませんがね。

しかも、自分にどのような能力があるのかは、自分ではなかなか分からないものですから、戦略作りには時間をかけなければなりません。

そういう時のために、われわれコンサルタントがいるわけですね。