再上場すかいらーく、"マック化"回避が焦点 ファンド流再生の真価はいかに

■いまや”マック化”というのは、悪い意味でつかわれるわけですね^^;

人口減少に伴って、外食産業は軒並み業績悪化させていますが、ファミレスはその代表です。

業界トップだったすかいらーくはその影響をもろに受けました。

一通り業績悪化させた後を引き継いだのが、ファンド勢です。

■ファンドが行う経営再建手法を”マック流”と呼んでいます。

もはや店舗数を伸ばして規模を拡大することは得策ではありません。

そこで、効率性を追求して、一店舗あたりの売上・利益を上げようとしています。

その経営における各パーツに、それぞれ専門家を召集して、最適化を図るというやり方です。

■今まで無駄があったやり方を引き締め、最適化すると、業績が上がるというのは合理的な考えです。

基本的にコンサルタントは、そのやり方をとるでしょう。

王道だと思えます。

■その方法の何が問題なのかというと、職場を最適化するために、内部の人材を育てるのではなく、優秀な人材を連れてくるという手法をとったことです。

時間は短縮されますが、それでは人が育たないということなんでしょうね。

混乱した職場に、超優秀な人材を連れてきて、最適化すれば業績は向上するでしょう。

ただし、優秀な人材とその他に格差が出来てしまいます。

緊急時の人材が永続的に残るならばいいのかもしれませんが、そういう人材は多くはありませんから、次のプロジェクトに呼ばれていきます。

残った人材で運営する際に、業績悪化を招いてしまうというわけです。

■単純な話、短期的な手法で効果をあげて、その恩恵があるうちに、時間をかけて内部人材を育てるという方法にもっていかなければなりません。

ファンドは短期的な収益を重視しますから、その意図はありません。

長期的に業績向上させるためには、やはり内部の人材や経営者が責任を持つ体制が必要です。

ファンドと目的が違うわけですからこれを克服するのは難しいです。

■マクドナルドの原田改革は、短期的利益の追求手法であったという評価が定着されたかのような扱いですな。

コンサルタントとしての在り方をよく考えなければならないと感じる記事でした。