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日本の花火が世界で一番進んでいると言えたのは、20年前までだ
 by大前研一


■本日のCS放送(BBT757)の「大前研一ライブ」での発言です。

元旦の0時に、世界各国でニューイヤーイベントが開催されますが、台湾や香港、オーストラリアなどでは花火を打ち上げるらしい。

いや、打ち上げるというのは語弊がありますね。

これらの国では、高層ビルの窓から横に花火を打ち放すということをやります。

ユーチューブの映像を参照ください。

すごくないですか?


■これらは、職人芸というよりも、花火の一つ一つにマイクロチップを埋め込んで、音楽に合わせて発火させるというハイテクノロジーで成り立っているそうです。

だから日本の花火のように長時間というわけにはいかないようですが、それでもこのイベントには毎年大勢の観光客が訪れます。

私は単純に「日本の花火技術は世界一だ」と信じてきましたが、世界の潮流を見ると全く別種の花火テクノロジーが育っていることが分かります。

驚きました。


■もちろん、日本の花火の情緒も素晴らしいし、個人的には好きですが、世界の状況も見てみないとダメだということが分かりました。