今年はアレを目指す
新しい年を迎え、今年1年の抱負を立てた方も多いのではないでしょうか。

私もです。

何を隠そう、私め、今年で59歳となります。

50歳代最後の年です。

人間、還暦近くにもなって、まだ抱負とかあるのか、と呆れられるかもしれませんね。

私もそう思います。10年前の自分は、60歳になれば、後はのんびり趣味などを。。。なんて考えておりました。

が、今の60歳は、なかなか元気でしてね。体力も気力もまだ衰えておりません。

ゆえに、私も、充実した60歳代を迎えるために、今年の目標を立てました。

今年は、アレを目指します。


目標を決める



私も、今まで生きてきて、何度か、大きな目標を立てたことがあります。

達成したものもありますし、できなかったものもあります。

それを踏まえて、などというと偉そうに聞こえるかもしれませんが、自分なりの目標達成の方法論を持っています。

その第一は、何よりも「目標を決めること」です。

当たり前やないかーと思うでしょうが、その当たり前が大事です。

目標がなければ、達成することなど永遠になし。

だから、たとえ三日坊主の目標でも、全く立てないよりも、余程マシだというものです。

ちなみに、個人的には、できるかできないかわからない。それぐらいの目標がちょうどいい。。と思っています。頑張り甲斐がありますから。


目標達成までの道筋を論理的に描く



第二は、コンサル的になって申し訳ないですが、「目標達成までの道筋を論理的に描くこと」です。

簡単にいうと、計画に落とし込むということですね。

夢みるだけでいつの間にか達成していた、というスピリチャルな言い方をされる人もいますが、私はそうは思いません。

ゴールが1000キロ先ならば、中間地点の500キロまでは、いつまでに、どのような方法で行くのか。その前の250キロまでは、いつまで、どのように行くのか。その前の125キロまでは。。。と細かく区切って、その道筋を具体的に描いていきます。

この道筋が曖昧ならば、具体的な行動に移せません。

いや、行動したとしても、装備が足りないとか、費用がなくなったとか、協力者が必要なことに途中で気が付いたとか、頓挫する理由がわんさかと出てきます。

だからプロセスをできる限り論理的具体的に計画するということが重要です。


具体的な行動を絞る



第三は、「具体的な行動を絞る」ということです。

あれもこれも。。とやっていたのでは、行きつく前に時間切れになってしまうでしょう。

自分がやるべきこと、できることを、1つか2つに絞り込んで、確実に実行すること。

自分ができないことは、計画時点で、どのように代替するのかを決めておかなければなりません。

協力者にやってもらうのか、該当のサービスを活用するのか、目標そのものを修正するのか。

特に、私のような年齢の者は、自分の努力や成長力を過信せずに、現実的な計画に基づいた実行を心がけることが大切です。


行動を、常にチェックし、フィードバックする



第四は、その「行動を、常にチェックし、フィードバックすること」です。

目標を立てたまま忘れてしまうのは、チェックしないからにほかなりません。

これは毎日、やります。今、どこまで進んでいるか。計画より早いか遅いか。道筋は正しいか、修正するべきか、を検証します。

おおよそ、事前に立てた計画は、必ず狂います。いかに修正し、目標までの道をリカバリーするかが勝負となります。

そのためには、毎日のチェックとフィードバックが欠かせません。

何なら、スマホの待ち受け画面に目標と進捗状況が映るようにしておくべきです。


手段を目的化する



シンプルですが、これだけやれば、目標に向かって行動することができるでしょう。

あ、もう一つ。

第五は、「手段を目的化すること」

何を言っているのか、と思うでしょうが、これ実は大事です。

実行途中で、心折れそうになると、つい「目標が大きすぎたんじゃないのか」「計画に無理があったんじゃないか」「そもそも、あの目標を目指す意味はあったのか」などといらぬことを考えてしまいます。

全部、目標達成から逃げようとする心の迷いです。

一度立てた目標達成計画は、期限まではやり切ること。目標そのものの評価は、期限が過ぎた後にやるべきことです。

それまでは、目標の是非など問わぬこと。実行という手段を、絶対の目的だと考えて、最後までやりきることが大事です。そうじゃないと、目標達成に何が足りなかったのかが見えません。また同じ過ちを繰り返す恐れがありますので。