■プロジェクトXのようなストーリーで出来た記事です。

バブル崩壊後、経営危機に陥ったマツダの復活劇を描いています。

経営危機に陥ったためにフォードの傘下に入ったマツダは、独自のエンジン開発に活路を見出そうとします。

親会社であるフォードは、見通し不透明な開発計画に難色を示しますが、マツダの社長は、エンジン開発者の熱意に賭けることにします。

果たして親会社の意向を無視してまで取り組んだエンジン開発が成功し、今日の好調につながっているというストーリーです。

■ローランド・ベルガー日本法人・長島聡社長による解説がまた的確ですね。

選択と集中に成功した自動車メーカー(マツダ、富士重工)は好調で、そうじゃないところ(三菱自動車、ホンダ)は不調です。

ただし富士重工はマーケットインの開発を志向し、マツダはプロダクトアウトだと指摘しています。

マツダのように「世界の3%の顧客」をターゲットにする小さな会社は、プロダクトアウトでもうまくいく場合があるということを表しています。

が、今回はうまくいきましたが、ずっとうまくいくとは限りません。

マツダは今後、自己満足に陥るリスクもあり、スバルに学ぶ部分も多いと思う。

と指摘されています。その通りだと思います。