東芝が陥った、「選択と集中」の誤算〜主力事業・原発と半導体のハイリスクが露呈

■強者と弱者が戦えば、どちらが強いのか?といわれれば、これは明らかに強者です。

ランチェスター戦略においても、弱者の戦略はリスク大です。

逆にいうとリスクテークしなければ、弱者は勝てないというわけです。

■ この記事はそれを表しています。

東芝は、日本の家電メーカーの危機に際して、選択と集中を行いました。

そのために、経営が悪化しているということです。

■だからといって、集中しなければ、競争には勝てません。

やはりグローバル企業と戦うためには、勝てる分野に資源を集中しなければ、もっと確実にダメになってしまいます。

記事では、事業の目を残しておくべきだったと指摘していますね。

それはそうかも知れないが、あえて切り捨てて、集中した決断を批判することはできないと思います。

■記事の通り、このままでは立ちいかないとすれば、東芝は、戦略の修正をしていくことでしょう。

戦略というのは、常に仮説、実行、修正の繰り返しです。

それが正常なプロセスです。

大企業なので、修正は大変でしょうが、しなければ潰れてしまいますから、やっていくでしょうね。