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メモ。日経新聞の調査です。

この10年で、収益構造を変えた企業(稼ぎ頭となる事業の交代があった企業)が、100社のうち21社。

 稼ぎ頭が交代した企業と、していない企業を比較すると、収益の伸びに明確な差があった。交代した21社の17年度の営業利益の合計は07年度に比べ38%増だった。交代していない79社の21%増を大きく上回る。

ということです。

10年経てば、顧客も変化するのは当然だが…


10年も経てば、社会情勢が変わるのだから、顧客も入れ替わります。だから主力事業も変わるのが当然じゃないか。と簡単に言うことはできません。

10年というと長いようですが、実際には1年1年の積み重ねです。ゆっくりと変化は起きてきます。

現在の主力事業に熱心に取り組むことが王道ですから、なかなか新規事業開発、新規顧客開拓に力を割くことができないまま時間は経ちます。

10年でこれだけの差が出るとしたら、20年、30年では、どうなるのでしょうか。

動きが鈍い大企業でも2割が収益構造を変えているのですから中小企業はさらに動かなければなりません。

しかし実際には、10年、20年経っても、顧客リストの更新さえしない企業が多いのですが。