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iPhone8が9月に発売されましたが売れ行きは芳しくないとのこと。

しかしアップルや通信キャリアにとっては想定内だったらしい。

今回の主役はあくまでiPhoneXであって、iPhone8はその露払い的な位置づけだとか。

iPhoneXの発売は11月です。

iPhoneXは高すぎる!


しかしそれにしてもiPhoneXはべらぼうに高い。機種代金10万円以上。アップルの延長保証をつければ16万円にもなるそうです。

大手通信キャリアを通せば初期費用は安くなるのかも知れませんが、実際には通信料に上乗せされるはずです。

私の場合、SIMフリー版を買うので、そのまま購入代金となります。

2、3年しか使わないスマホに16万円をかける価値はあるのだろうか…

さすがのiPhoneユーザーの私も躊躇しています。

業績を維持したいアップルの思惑


アップルはiPhoneの業績に依存している会社です。

iPhoneが売れると会社の業績は上がり、売れないと顕著に下がります。

ヒット商品を持つのは喜ばしいことなのですが、依存しすぎるのはリスクが高いと言わざるを得ません。

今回、iPhone8を出したのは、iPhoneXの高価格に躊躇するユーザーをつなぎとめるための苦肉の策だということですが、そもそも新しもの好きのiPhoneユーザーを廉価版でつなぎとめることはできるのだろうか。

業績を維持したい企業の勝手な理屈に思えてしまいます。

世界シェアは、アンドロイドが圧倒的


2016年のスマホ出荷シェアは、1位サムスンが22.8%。2位アップルが15.3%。

参考:2016年世界スマホ出荷台数13.6億台、中国勢が躍進

世界ではサムスンを含めてアンドロイド携帯が圧倒的です。

スマホも二極化していて、高級スマホはアップル。普及版はアンドロイドという棲み分けができつつあります。

日本ではサムスンの人気がないあおりで、iPhone人気が高止まりしたままですが、今回のiPhoneXの価格設定は少なからずiPhone離れを引き起こすのではないか。

日本製スマホに頑張っていただきたいですが、シェア圏外の日本製に期待はできませんかね…


ここはiPhoneXが全く売れずに惨敗し、価格政策を変換せざるを得なくなることを期待します。

この価格でも売れるならアップルになめられますよ。